尿路結石
- メンバー
- 武藤 智、栗原 浩司、金子 希代子、高橋 恵
尿路結石の再発率は約40% とされ、再発の予防は医学的のみならず経済学的見地からも重要です。近代国家においては経済や産業の発達に伴い上部尿路結石症が増加するといわれていますが、本邦においても第二次大戦中は減少し、戦後急激に増加していることから、食生活の変化が一因と考えられています。今日の本邦における食生活で最も大きな変化は動物性蛋白質や脂質に代表される動物性食品摂取量の増加です。尿路結石患者には肥満者が多いが、肥満とそれに伴う代謝異常は尿路結石症のrisk factorであり、つまり動物性蛋白質や脂質の過剰摂取とそれに伴う生活習慣病であるmetabolic syndrome が現在の尿路結石再発予防のキーワードと考えられます。
われわれはmetabolic syndrome にとって重要な役割をはたす酸化ストレスと尿路結石について、結石症例の血清ならびに尿を用いた研究を行っています。




