経会陰的アプローチを用いた低侵襲性前立腺癌摘除術(その4)
退院後のフォローアップ
疼痛:
退院後の一時的な創部の痛みに対しては鎮痛剤で対処可能です。
尿路感染症:
尿道カテーテル抜去後に尿路感染を生じる場合があります。尿道カテーテル抜去後の尿の性状に注意が必要です。もし、頻尿や排尿時痛がある場合には、主治医にご連絡ください。適切な抗生剤を処方します。
シャワー、入浴:
家でのシャワーは可能です。術創部が濡れた場合には、包交してください。術後2週間の入浴はお勧めできません。
日常生活:
積極的な歩行を心がけてください。肺炎や血栓症の予防のため、長時間の座位や臥床はすすめられません。もし、足の痛みやむくみ、胸痛、特に深呼吸ができない、突然の虚脱感、血痰などは、すぐ近くの救命センターに行ってください。階段の昇降と術後一週間の運転は控えてください。主治医の許可がでるまで、ジョギングや水泳などの運動は控えてください。たいていの患者様は術後3週間内に正常の日常生活に戻れます。しばらくの間、虚脱感や体力の衰えを感じることは一般的です。回復には個人差があります。
食事:
制限はありません。
再診:
退院後1-2週後に受診いただきます。その後、約3ヶ月おきに PSA の採血検査を行います。

堀江 重郎
井手 久満


