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用語集

医療用語や医師の文章に見られる表現などに理解を深めていただくため、用語集を掲載します。

予後

一般的に「予後」は「治療が終わった後の経過」という意味で使われます。「これまでの生活と同じことができるか。」「再発の心配はないか。」「合併症や副作用はないか。」予後というとこんな点を考えてしまうはずです。

しかし、医療側でのとらえ方は「ある疾患が発生した後の経過の予測」ということなり、必ずしも治療を施した後ではないのです。

この言葉は、医師と一般の方との感覚の格差を浮き彫りにしています。
広い意味で取れば、「治療が終わった後の経過」は「ある疾患が発生した後の経過の予測」の範疇に入ります。しかし、イコールではないことを認識しておいてください。
医師が疾患を確認したとしても、患者の体力などを考慮して必ずしも効果の高い治療が施される訳ではないのです。
ここまで説明してきて感じ取って頂けたと思いますが、一般の方が思い描く「予後」の意味は現状の疾患はしっかり治療してあるというニュアンスを含んでいるのです。
近年、生活習慣病や癌などが注目を浴びていますが、これらの病気はこれまでの「予後」感では当てはめにくい状況になっています。
この点をふまえ、医学文献や医師の書いた文章を読む際には注意をしてください。

器質性疾患・機能性疾患

器質性疾患は臓器・器官の性質(器質)に問題がある場合の疾患を言います。わかりやすく言えば、身体の異常により引き起こされた疾患のことだと言い換えてもよいでしょう。
また、器質的な病変がなくて症状を起こすことを機能性疾患といいます。
「機能性」という言葉は一般的に「効果や働きの度合い」を示す言葉として使われます。「この機械は機能性が高い」などのように。
しかし、医療分野で使われる「機能性」は「器質性」の逆を表す際に使われます。そのため、効果や効率などの意味は全く当てはまらないので、注意が必要です。
(器質性に原因がなく)機能に支障をきたしているので、機能の疾患。「機能性疾患」と考えていただければわかりやすいでしょう。
泌尿器科分野で器質性・機能性に分類できる疾患はED(勃起障害)です。